原画とは

「絵コンテ」や「キャラ表」を元にして、アクションの鍵となる部分を作画した素材のことを「原画」と呼びます。

制作する工程は「原画作業」と呼ばれ、第一原画(レイアウトとラフ原)と第二原画(清書)の2工程に分かれているのが現在は主流となっています。

原画を制作する担当者は「原画スタッフ」と呼ばれています。

第一原画のレイアウトとは

シーンの設計図。背景、キャラクター、その他の物体の配置を示した原画。スタジオジブリのレイアウト展図録でたくさん見ることができます。第一原画は省略して一原(いちげん)とも呼ばれます。

第一原画のラフ原画(らふげんが)とは

アクションを示した原画。清書されていない状態なので、なかなか現場以外で見る機会が少ない原画です。省略してラフ原(らふげん)と呼ばれることもあります。

修正原画(しゅうせいげんが)とは

上記レイアウト・ラフ原画に対して作画監督が入れた修正、又は下記の第二原画に対して入れた修正の名称です。

「部分修正」がほとんどですが、1枚の絵を丸々修正した場合は「全修正」と呼びます。

第二原画(だいにげんが)とは

ラフ原画と修正原画を合わせて清書した原画。いちばん目にすることが容易な原画です。省略して二原(にげん)とも呼ばれます。

参考原画(さんこうげんが)とは

後の動画スタッフが作業を進めやすいように主に中割りの参考として作成した原画のこと。

原撮(げんさつ)とは

原画の段階で、完成映像をイメージするために撮影した映像。本来は制作を円滑に進めるために作成されますが、描線の力を感じ取れるなど、完成映像とは違う趣があるため、一般に公開されることも増えてきています。

複製原画(ふくせいげんが)とは

原画を印刷で複製して商品化したもの。

原画集(げんがしゅう)とは

原画をまとめて書籍として商品化されたもの。