専門学校に通わなくても独学でなれます

アニメーターになりたいと思うと、まず専門学校を調べる人が多いと思います。ですが、実際は専門学校に通わなくてもアニメーターにはなれます。入りたい会社の募集を待つか、自分から連絡して作品集を見てもらい、基準に達していれば研修に入れます。 

以前、ある会社を見学した時に、専門学校には行っておいた方がいいのか尋ねたところ、「まぁ道具の説明の手間は省けるね」と言われました。専門学校で教えられるような事は就職してからの研修(数週間~数ヶ月)で教え込まれます。学校より厳しく。

「専門学校を卒業したのか、なら即戦力だ」なんて思っている採用担当はいないと思います。その理由は実際に現場に入って作業をしてみれば分かります。

では専門学校に通う利点は何か?

友人を作る

学生時代の友人は貴重です。就職先の同期や先輩とはそういう関係にはなれません。というかならない方がいいのでしょうね。職場に友人がいると甘えが出たり、集中力を欠いてしまうと思います。

独学するのが苦手

計画をたてて独学ができるのであればそれに越した事はないですが、学校に通うほうがモチベーションがあがる場合もあると思います。ただアニメーターになってからの勉強も基本独学なので、できるようになっておいたほうがいいと思います。

アニメーション制作を体験

自作のアニメーションを作ったりした事がない場合、アニメーターがどういう仕事をしているのか分からないと思います、それを体験することができます。ただこの場合は、一通り理解できればいいので卒業まで通う必要はないのかもしれません。

就職に有利

制作会社自体が運営している養成所はもちろん、制作会社と連携している学校にも推薦枠のようなものがあるとか。入りたい会社がハッキリしているなら、このルートを使わない手はないです。

講師になりたい

卒業生のほうが、学校側としても講師として声をかけやすいですよね。

上記は、私が専門学校に通った経験から感じたことです。

アニメーターになりたい!

だけど、まず何をしたらいいのかと迷ったら、まず以下の順番で試してみてほしいです。 

①制作会社に連絡を取って作品を持ち込む。落とされたら独学で勉強してまた持ち込む。その繰り返し。

持ち込みはもちろん就職が目的ですが、落とされた場合も利点はあります。実際に目の前で作品を見てもらえるところなら、アドバイスがもらえます。

私は、最初に持ち込んだところで「こういう絵ばかり描いていては駄目だ」と言われました。詳しくは教えてくれませんでしたが、自分の進んでいる方向が間違っていることがハッキリ分かりました。

その言葉が、絵を描く事について考え直すきっかけになり、次の会社で合格できたのだと確信しています。時にショックを受けるくらいの言葉をもらったほうが、モチベーションを保つ原動力になります。

②独学が無理なら、入りたい制作会社が運営する養成所を探してみる。もしも無いようなら関係性のありそうな専門学校へ通う。

まだ高校生なら、美術系の大学などを目指すのもOK。美術系でなくても他分野の視野を広げつつ絵の練習を進めることもできます。

専門学校は学費や交通費などで、年間約100万円はかかると思います。その額を、動画の下積み時代の生活費に当てられればどれだけ助かるか・・・。

2~3年間専門学校に通って入社したころには、通わず入社した同世代の人が作画監督をやってたりするのがアニメの世界です。

アニメーターになるために必要な資格があるわけではないので、専門学校を検討する前にまずはベースとなる画力を付ける努力して、持ち込みを試してみてはどうでしょう。