動画におけるクォリティの高さってなに?今までよく考えました。その考えの右往左往をまとめてみました。
前後とつじつまの合う、自然な中割をする(これは経験と勉強が必要)。これが完璧に出来るんだったら即原画になれるんじゃ・・・くらい難しいです。
とにかく線をきれいにと思い、長い線を一発できれいに引けるように練習しました。だが一発で引いたらいけない所もあるということを知る(というか引いていいところの方が少ないような気が)。
細い線が綺麗な線だと勘違いしたことも。最初HBとかを使って細く描いていたのですが、基本Bくらいがいいらしいです。細いのは綺麗に見えるけれど、実際はそうではない場合が多い。Bで綺麗に引けない人は、HBでも綺麗に引けてないんじゃないかなと思います。手首の負担もBの方が少ない。
最初はすべて割ってから裏塗りしていたが、線抜けがひどく、以後一枚トレスするごとに裏塗りに変更。
紙を汚さないように手袋をつけながら作業していたが、すぐ穴が開くし洗濯も面倒なので、ラフ用紙を手の下にひいて作業に変更しました。
初期は必ずラフを書いて中割していたが、近い場合は一発割の方が滑らかになる(そして早い)。
割り終わった後、一枚の絵として不自然なところがないか確認する。裏返したりしてみると、顔のパーツがゆがんでたり、目の形がおかしかったりする。特に回転運動は注意。
消しかすは気づいたらすぐ払う。紙にこびりついて離れなくなったりする
机にライトをつけてみたが、下からの光と合わさってトレスしにくくなったので撤去。
机で飲食しない。いつのまにか紙に油の点々が付きます。
まだまだありますが、おおまかにはこんなこと考えてました。あー今考えると馬鹿なこといっぱい試しました。それが今につながるわけですが・・・。